20代なのに五十肩!?

首・肩

こんにちは!もみまるです!

今回紹介するテーマは五十肩です!

最近、私ごとなのですが、右肩にどうも違和感が…。

痛いわけでもなく、腕が上がらないわけでもないのですが、左肩の様なスムーズさがないのです。

まぁ痛みとかがないから、『放っておいたらいいでしょ』『そのうち治るでしょ』と、思う方が多いと思います。

 

 

しかし!!

これが落とし穴で、これを放っておくと、気が付いたら腕が上がらなくなったり、夜間痛が起きたりするんです。

なので、違和感を感じた時からケアをする事が大事です。

症状

五十肩の名称なのですが、正式には『肩関節周囲炎』といいます。

40代、50代に発症しやすい症状なので、四十肩や五十肩といわれているんです。

なので、70代でも肩関節周囲炎になりますし、肩に負担をかけ過ぎていると、20代でもなりうる訳です

 

肩関節周囲炎というのは、名前の通り、肩関節周りで炎症が起きている状態で、痛み、可動範囲の低下などがおきます。

肩関節周囲炎には、初期の炎症期、中期の拘縮期、後期の寛解期の段階的な症状が起きてきます。

 

炎症期

初期段階の症状で、炎症による痛みや、可動範囲の制限、夜間の痛みや疼きがあります。

この時期は痛みが強く出ているので、あまり無理に動かさず、痛みの出ない程度に動かす事を意識しする時期です。

 

拘縮期こうしゅくき

炎症による痛み落ち着いてきて、拘縮が強く出てくる時期です。

痛みが強く出ない程度にストレッチやマッサージなどの筋肉の緊張を解いていく様にします。

 

寛解期かんかいき

この時期は、痛みもほぼほぼ取れてきているので、積極的に関節可動範囲を広げていきます。

また、筋力トレーニングなども行い、衰えた筋肉に刺激を与えます

 

原因

主に、加齢により軟骨や靭帯や腱などに、炎症が起き、筋肉の柔軟性が落ちて、関節の動きが悪くなるといわれていますが、原因ははっきりしていません

 

また、悪い姿勢により筋肉の拘縮により起きる事もあり

背中が丸まって、肩が内巻きになっているこういう姿勢ですね。

こういう姿勢は、肩甲骨や、胸の筋肉に張りを作ります。

そうなる事で、肩甲骨の動きが悪くなり、腕が動かしにくくなります。

出典ーリウマチ膠原病徒然日記

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これは右肩を前面から見た関節の様子なのですが、肩関節はこんなにも複雑に、骨、靭帯、関節があって、それを覆う様に筋肉も複雑についています。

なので、なんらかの影響で、肩で炎症が起きてしまうと、関節の動きが悪くなり、筋肉にも影響を与え、痛みや可動範囲の低下につながるというわけなのです。

対処法

五十肩は特殊な症状で、時期によって冷やしたり温めたりします。

初期症状の痛みが強い炎症期は、温めると余計に炎症が悪化してしまうので、冷湿布などを使用する事をオススメします。

炎症期が過ぎて、徐々にストレッチや体操をしていく時期は、温める様にしましょう。

これからの暑い夏の時期は、冷房などで肩を冷やし過ぎてしまう可能性がありますので、気をつけて下さい。

 

運動療法も大事ですので、ストレッチや筋力トレーニングも紹介していきますね。

 

ストレッチ

強い痛みが引いてきたら、徐々に行う様にしましょう。

ストレッチや体操は、非常に重要なので、毎日行ってもかまいません

無理をせず、少しずつ可動範囲を広げて行く様に心がけましょう!

 

筋力トレーニング

筋力トレーニングは、痛みがある時に無理にやってしまうと、余計に悪化してしまうので、寛解期かんかいきにはいった時ぐらいに始めると良いです

運動負荷は、あまり強い負荷でやらない様にして、軽い負荷で、回数をやる様にしましょう。

 

まとめ

五十肩の様な肩関節の炎症というのは、スポーツ選手や20代の若い世代でもなりうる症状です。

五十肩になると、症状が酷かったら1年以上も治療にかかる場合もあります。

すぐに対処すれば、治りも早いですので、おかしいなぁ思った時、すぐに整形外科に受診をする事をオススメします。

 

私もこの初期症状に入りかけていますので、ケアをしっかりしていきたいと思います!

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