こむら返りが起きる前と起きてからにする事

足・脚

こんにちは!もみまるです!

私は、現在月一回フットサルをしているのですが、普段全く運動をせずに、ぶっつけ本番で運動してて、よくこむら返りを起こしました。

こんな仕事をしてて、これは流石にダメだなぁと思い、最近は定期的に運動をしています。

すると、以前よりこむら返りが起きなくなりました。

 

さて、このこむら返りは一体どういう理由で起こるのでしょうか?

今回はそれについて紹介していきます。

 

概要

主にふくらはぎに起こりやすいですが、太もも、手、スネ、背中など、体のありとあらゆる場所で起きます

こむら返りは、「足がつる」とも呼ばれていて、筋肉が痙攣した状態で、激しい痛みが出ます。

就寝時や運動中に起きやすいです。

 

原因

こむら返りは、いろいろな症状で起きますが、それらはそれぞれ原因があります。

一部ですが紹介をしたいと思います。

筋肉の伸び縮み

過剰な筋肉の伸び縮みを防ぐ役割を持つ、筋紡錘きんぼうすい(伸びすぎを防ぐ)と腱紡錘けんぼうすい(縮みすぎを防ぐ)がセンサーの役割をしているのですが、過剰な筋肉の伸び縮みを繰り返す事により筋肉が疲労し、腱紡錘の方に異常がでて、それにより筋肉が痙攣(こむら返り)を起こしてしまいます

 

発汗による脱水

運動中は大量の汗をかく事により、脱水症状を起こし、こむら返りを起こしやすくなります。

また、就寝中にも大量の汗をかいていますので、夜中にこむら返りを起こしてしまう事もあります。

 

ミネラルバランスの乱れ

ミネラルのカルシウムとカリウムが、筋肉の動きをスムーズに働かせれるようにしていて、この2つのミネラルを調整しているのが、マグネシウムです。

3つとも大事なミネラルなのですが、マグネシウムの不足により、ミネラルのバランスが乱れ、腱紡錘の機能が低下する事で、こむら返りが起きるとも言われています。

 

冷えによる血行不良

寒い時期の冷えにより血行不良が起きやすくなります。

血行不良も腱紡錘の機能を低下させる原因でもありますので、こむら返りが起きる事があります。

 

坐骨神経痛による影響

坐骨神経は、骨盤から足にかけて通っている神経で、ふくらはぎを動かしています。

その坐骨神経を、圧迫や損傷する事により、こむら返りを引き起こす原因になるとも言われています。

 

妊娠中

妊娠中は、下肢の血行が悪くなったり、体重増加による筋肉の疲労により、こむら返りが起こりやすくなります。

 

対応策

基本は、ゆっくりふくらはぎを伸ばす様なストレッチを行うと良いです。

アキレス腱を伸ばすストレッチや、寝ている状態ならば、タオルなどを使って足を起こしてあげる様なストレッチも良いと思います。

立てるならば、その場で足踏みをするのも良いと思います。

寝る前の予防として、お風呂上がりや、寝る前にゆっくりストレッチや、マッサージしておくと起きにくくなりますので、よくなる方は事前におこなっておくのも良いと思います。

 

また薬では、漢方薬で『芍薬甘草湯しゃくやくかんぞうとう』が有名で、予防としてこむら返りが起こりそうな前に飲むと、起きにくくなります

起きてからでも飲むと、即効性がありますので治るのが早くなります。

ただし、毎日何袋も飲むと、副作用も出る事があるので、医師としっかり相談する事が大事です。

 

まとめ

これからの時期は、特に起きやすくなるこむら返りですので、しっかり水分補給やクーラーなどの冷えに注意をし、寝る前にはストレッチやマッサージで予防しておきましょう。

もちろん運動前と後もしっかり準備体操をして、こむら返りはもちろん、怪我の予防にもなりますので怠らない様にしましょう。

 

 

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