突き指した時、引っ張る?引っ張らない?どっち?

手・腕・肘

こんにちは!もみまるです!

球技をしていると、突き指をする事がよくあると思います。

私も、学生時代はサッカーでキーパーをしていたので、嫌というほど突き指をしてきました。

その時の対処として、誰に聞いたのか、

 

『突き指したら引っ張って治せ』

 

と言われてきました。

そういうものだと思って引っ張っていたのですが、それによって早く治ったのか治ってないのかは、よく分からなかったので、勉強するまでは謎のままでした。

っというわけで、今回は突き指について紹介していきたいと思います。

 

概要

 

突き指は、指先から指の付け根に向かって強い力がかかることにより、指がそるように伸びきった状態になった時になる障害で、スポーツでボールが当たった時や、日常生活で転倒したり、物にぶつけたりした時に起きます。

症状が軽い損傷の場合は、痛みや腫れは出てきますが、自然と治っていきます。

しかし、症状がひどい場合は、骨折や脱臼や腱が断裂したりしてしまいます。

出典 ー 学校保健

1.【応急手当】|第17回 Q&A 「子どもが起こすスポーツ障害」|養護教諭のお仕事|特集|学校保健ポータルサイト
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対処法

そこで対処法なのですが、タイトルにあった『引っ張る』という行動は正しいのかどうか。

 

答えは、引っ張らない様にして下さい

 

概要でも書いてある通り、症状がひどい場合は、骨折や腱が断裂している可能性があるからです。

下手に引っ張ると、余計に症状が悪化してしまいます。

 

対処としては、まずは患部を冷やして下さい。

冷やすといっても、冷湿布を貼るのは間違いで、しっかり水と氷を袋に入れて冷やす様にしましょう。

可能であればテーピングで患部を軽く固定することも良いと思います。

 

そして、軽傷だと思わずに、整形外科で受診をしてもらう事をオススメします。

しっかり治しておかないと、靭帯を傷めた場合、靭帯がゆるんだ状態になりますので、痛みや腫れが引いた後でも、再度また同じ様な突き指を起こしてしまいますので気をつけて下さい。

まとめ

突き指は、症状的に軽傷というイメージがありますが、それはあくまで軽傷の突き指な場合で、ひどい状態だと骨折や腱を傷めてる場合もありますので、整形外科で受診をしましょう。

そして、引っ張らずしっかり治して、突き指癖を作らない様にしましょう。

 

 

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